• 平均年収が高いワケ

    看護師と一口に言っても、大規模な病院から個人病院に働く看護師、さらには訪問看護師や施設勤務の看護師など、勤務形態は一様ではないため、給料や年収にも大きな幅はあります。
    個人病院や施設勤務の看護師なら、勤務時間働けば終了となりますが、入院病棟などのある大きな病院であれば、夜勤などもあるため夜勤手当などの手当ても付きます。
    しかし、どういった勤務形態でも看護師全体に言えるのは、ほぼ一日中立ちっぱなしの仕事であるということ。
    また、医師と患者の間を取り持つ仕事柄、患者さんの苦情に対応するなど、看護業務ではない仕事も求められます。
    人とのかかわりの強い職場であるため、常に笑顔を求められる仕事であり、肉体的にも精神的にもかなりストレスの多い仕事といえます。
    看護師は人と人とのつながりが求められる上、患者さんのちょっとしたしぐさや表情から相手の状況を把握するといった、緻密さを求められる仕事のため、そういったことの得意な女性が9割以上を占める職種です。
    女性が多いということは、妊娠や出産を期に休業したり、退職することも多いため、出入りの激しい職種でもあります。
    厚生労働省が毎年行なっている、職業別の月収や年収の調査では、ここ10年間の看護師の平均年収は450万円を上回る数字になっています。
    平均月収も毎年30万円を上回っています。
    仕事をしている女性たちの平均年収が200万円ですので、女性の職業の中ではかなり高い水準の年収といえるでしょう。
    また夜勤専従という勤務形態も、非常勤でありながら高給与となっています。
    しかし、年々看護師不足は深刻化してきています。
    看護師の少ない病院では夜勤など勤務人数が少ない状態で数多くの患者さんを看護する状態が続いています。
    人出不足がさらに看護師の労働を過酷にしているのが現状です。
    そういった意味では仕事の過酷さに見合った年収といえるかもしれません。